風の冷たい日にはシーカヤックのリペアして

クスノキコータです。

すっかり年の瀬でございますな。
オフシーズンはシーカヤックのメンテナンスやリペアをします。
ラダー(舵)は航行中の保進に便利な道具です。足元のペダルで操作でき、必要に応じてブレードを水から上げ降ろしができます。しかし「装置」である限り壊れることもあります。海上で故障したら困ることもあります。最初から「無ければ壊れない」とゆう考えで、付いていない艇を好む人も。(≧▽≦)

しばらく貸し出していたトゥカーラのラダー周辺がかなり壊れています。

その1.ラダーの「受け」が割れている。
ラダーを使わないときは、水から引き上げておくのですが、後部デッキの上でブラブラしないように「受け」がついています。上げ下げするたびに当たる部分なので、衝撃で割れて、片方外れてしまっています。穴が開いて浸水の原因になります。

その2.ワイヤーの穴が壊れている。
船尾についているラダーと足元のペダルはワイヤーで繋がっています。その穴が壊れています。正確にはワイヤ―は細いホースの通って足元までつながっていますが、通常は船体の外と中を通る穴はホースを固定して浸水しないようにしてありますが、そこの防水用のパーツが両方とも割れて無くなっています。これでは水を被る度に穴から浸水します。画像は中に引っ込んでいたホースを穴から引っ張り出した状態です。

その3.ラダーの稼働部と船尾を留める軸受のパーツが破損している。
主要なパーツなのでさらに破損すればラダーが動かなくこともあります。

上記の3か所を修理していきます。
まずは、その1、ラダーの「受け」。ちゃんと名称があるのでしょうか?
水から引き上げるときに繰り返される衝撃で割れて、またボディに鋲で打ち込んであるのですがその部分もボディ側の穴が削れて大きなってしまってます。
普通の接着剤ではまた割れてしまいます。エポキシ樹脂タイプの接着剤で固めます。これで暫く持ってくれると思います。

その2、ワイヤーの穴
ワイヤーが通るチューブが船内に引っ込んでしまっていましたので、外まで引っ張り出しました。もう中に引っ込まないように、チューブにビニールテープを巻いて穴より太くしました。

そのままだとテープが?がれてくるので、電気工事用の「熱収縮チューブ」で保護しました。これで浸水もほとんどありません。

その3、ラダーの稼働部と船尾を留める軸受のパーツの破損。
ラダーをバラしてみます。

白いまな板と同じ素材のポリエチレンのパーツが割れています。ポリエチレンは接着剤で固めるのは難しい素材です。ポリエチレンが着く接着剤もあるのですが、負荷がかかる部分ですので強度が心配です。

製造元のノーライトに注文すればパーツの取り寄せが可能ですが、今回はホームセンターにあるステンレスのパーツを組み合わせてリペアしてみます。購入したのは、4種類のパーツ。
これで破損したパーツの代用が出来ました。強度と耐久性も上がったと思います。

最後に、後部のパンジーコードとラダーを止めゴムを張りなおして終了。

完全に元通りとゆうわけにはいきませんが、構造を理解して自分で補修できるようにしておくと、フィールドで壊れた時にも応急処置ができるかもしれません。