東京運河アンダーグラウンド

クスノキコータです。

カヤック仲間のイトイくんが4月から福岡にフィールドを移すことになりました。
しばらくは東京を漕ぐこともなかろうと、ガッツリ漕ぎに誘われまして。

参じたのは、サウスの看板娘ヨッシーと猛者まーさん。

この日は予想最高気温22℃と初夏の陽気。まずは江東区エリア、晴海豊洲方面に

晴天、無風、もう暑い。(-_-;)

晴海橋梁は、臨海鉄道の鉄橋でしたが、トラック輸送への転換で昭和の終わりに廃線になりました。

いまだ解体されずに老朽化して残っています。

ペタペタの水面を滑っていきます。

左に豊洲市場が見えてきました。今年2018年の10月から開場の予定ですが、どうなるのやら。

正面にレインボーブリッジが見えています。

潮見駅近くのJRのレールセンター、線路を船にのせるクレーンがあります。まるで巨大な恐竜のようにみえます。なんかカッコイイ。(^-^)

河津桜か緋桜が満開でした。ソメイヨシノはもう少しです。

空と同じ色の水門を通過。

だんだん狭くなってきたぞ!

橋も低くなってきたぞ!!(笑)

そろそろトイレ休憩したいんだけど、上陸するところが無くて一苦労ですよ。

今度は隅田川から神田川を目指します。

旧万世橋駅は、素敵なモールになって、カフェから手を振ってもらえました。

お茶の水「聖橋」下から見上げても美しい橋です。

順天堂大学の下はまるで渓谷のようです。手入れされた緑地です。

ここでちょっとアトラクション。お茶の水から水道橋まで主流の横に分水路があります。

約1キロ、暗闇のトンネルをヘッドランプを着けて漕ぎます。ちょっとドキドキします。(≧▽≦)

水道橋あたりから神田川から日本橋川へ。

首都高速の高架下が続きます。

江戸城の外堀の石垣が今でも一部残っています。ブラタモリ的なポイント。

そして日本橋へ。下から見上げても素晴らしい装飾です。麒麟に見下ろされてます。

面白いコースでした。航行する船舶もスピード落として波を立てないようにしてくれるし、誘導船の人もカヤックにとても親切です。

約30㎞漕いで中央区、江東区、墨田区、千代田区を巡りましたが、「水辺」はほとんどありませんでした。水辺とは水面に近接した岸周辺のことです。海を河を眺めることは出来ても、人が触れることは出来ない・・・

この都市は、人が暮らしやすく改良し、海を「異世界」として切り離している。
危険として遮断し、自分の居場所じゃないから水が汚れても気にならないのかも。

そんな事も考えさせられました。

イトイ君、またいつか漕ごうね。

※諸事情により出艇場所のくだりは割愛しました。(^-^)ヨロシク。

この記事をフォローして♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA