強風の海でも漕いでみたいのよ。

クスノキコータです。
もう一週間近くも強風が続いていますね。初心者の方を海にお連れするにはキビシイ海況です。うへ~(>へ<)ですよ。
先週のとある平日、飲み仲間のカヤッカーのトモちゃんから連絡が、
「明日はお仕事がお休みだから、いつものようにツーリングに出かけたいけど、強風予報で、独りで海に出るのは不安なの。サポートして、場合によってはレスキューしてはくれまいか?(かなり略)」
天気予報は晴れだが強風の見込みだ。通常のツアーなら中止する状況だけど、普段のスキルを知っているトモちゃんだし、了解です。お供しましょう。(^_^)

逗子海岸で待ち合わせ。スタートの時点で薄曇り、葉山港の風速計で平均11m/s(10分最大で16m/s)吹いています。
事前に浜でブリーフィング、このエリアは今の風向きだと、どのあたりが荒れるのかなどの注意点を確認。

さてどこまで行けるか、まずは逗子湾を出て森戸沖に名島を目指してみましょう。

強い向かい風、湾の出口に近づくにつれて波がサイズUP。

向かい波を乗り越え、愚直にカヤックは進んでゆきます。

通常の倍近くの時間をかけて名島に到着。(^-^)
吹きすさぶ風で帽子も飛ばされそう。

僕ら以外誰もいない。とりあえず大鳥居で記念撮影だな。(笑)

島の周辺の海況はどうなってるか、見てみよう。「スカウティング」です。

島の南西側はウネリが直接入ってきてバシャバシャだね。
東側は、柴崎で波が遮られているね。
さてどのルートで行く?どこまで行く?どこで引き返す?・・・よく観察して考えよう。(^-^)

では森戸海岸まで行ってランチにしましょう。こんどは横風の中でカヤックの方向を維持するパドリングを練習。

森戸神社では、茅の輪くぐり。正月からの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う夏越しの大祓(おおはらえ)です。八の字にくぐることで疫病や罪穢が祓われるといわれています。

腹ごしらえもすんで、午後も漕ぎましょう。

なるべく風を避けて、柴崎方面へ。

しかし、波も大きくなり、この辺で限界か。ともちゃんの自己判断で撤退です。(^-^)

帰りは追い風&追い波に押されて、スピードに乗って逗子湾へ。

今回は、今まで漕いだことのない10m/sオーバーの海況を超えて、さらに経験を積んだトモちゃんでした。(≧▽≦)

シーカヤックのスキルアップには、パドリング技術を身につける「練習」と様々な海況を漕ぐ「経験」の両方が必要です。そして新たな経験を積むには、時に自分の身の丈を少し超える領域に踏み込むことも。
そのような場面では、普段自立したシーカヤッカーであっても、プロのアウトフィッターを利用するのは、リスク管理の方法のひとつだと思います。(^-^)