はじめまして。
くすのききょうこです。
2022年2月22日に入籍してくすのきになりました。
それまでは「たまくま」でした。
旧友はわたしのことを「くまちゃん」と呼びます。
旧姓に「熊」がつくからです。
とても気に入っていますので、
引き続き「くまちゃん」と呼んでくれたら嬉しいです。
私は、青森生まれ青森育ちです。
青森が大好きで、ずっと青森にいるんだろうなーと思っていました。
そんな私が2021年2月三浦半島に移住、フラットフラットで活動することになりました。
なぜ大好きな青森を離れて三浦に?
答えはとってもシンプル。
夫のコータさんと一緒に暮らすためです。
あとは、もっと肩ひじ張らずに暮らしてみたいなーと思ったというのもあります。
三浦に来る前は、
青森で樹木医の仕事をしながら森の案内や自然観察会の講師をしてきました。
青森で樹木医をした経験が、森案内に活かされていると思います。
なぜこの樹木はここに生育しているの?どうしてこういう形なの?
そんな目線で樹木を見て森をみます。
もしかしたらちょっと特殊かもしれませんが、1本の樹木から森全体のことがみえることがあるのです。
また、大学で森林生態学を学び、社会人になってからは
目に見えない世界から自然をみる勉強をしていたことも森を見る目に活かされていると思います。
大学で学んだ森林生態学では、自然の力を使って造林をする「天然林施業」の方法を学びました。
社会人になってからは、スコットランドにあるエコビレッジ「フィンドホーン」のことを知り、
自然と協力しあうすばらしさを知りました。
また、イギリスの自然療法バッチフラワーエッセンスを通してホワード七歩子さんと出会い、
「自然から直にエッセンスを感じること」を教えてもらいました。
それらのすべてが今、森を案内するときに活かされているのではないかと思っています。
私の原動力は「樹木が好き」ということ。
そして「樹木のような人になりたい。」という熱い想いです。
きっかけは17歳の時、1本の樹木と出会ったことから始まりました。
花を咲かせ、風にゆれるその姿は涙が出るほど美しかったのを今でも覚えています。
「生きることは美しいこと」ということを体で教えてくれた樹木のために、
私ができることって何だろう?
青森を離れ、豊かな森を離れた後も、ずっと私の心の中にあります。
きっとこれは私のライフワークなのだと思います。
三浦半島は海のイメージが強く、正直にいうとご案内できる森は限られています。
でも、だからこそ伝えたいと思うのです。
森が豊かだと海も美しいことを。
そして、小さくも貴重な自然を残していることを。
私が、私だからできること。
ここ三浦半島から始めていけたらいいなと思っています。