あまり寒い季節にはじめる人は少ないと思いますが、もし海の上を歩くなら「防水・防風・保温」が重要になります。アウターは耐水性が高いもの。パドリングの最中に袖から水が浸入しやすいので、手首がベルクロなどでしっかり閉まるものがおすすめです。これはアウトドアメーカーのハードシェルをお勧めします。ビニールのレインコートでは心許ないですね。アウターの下にミドル(中間着)を着て保温して漕ぎましょう。
漕いでいるときは、体を動かし続けているので、体は暖かく汗もかきます。休憩すると体温は下がり、かいた汗でさらに体が冷えることもあります。脱いだり着たりして気候の変化にも対応し体温調整出来るようにしておくことが大事です。脱いだ服もドライバッグに入れてカヤックに収納できるので、持ち運びも大事うぶです。
【冬の服装(12~3月頃)】
■上半身
・ポリエステル等の化学繊維の長袖の肌着。もしくはウールの肌着。重ね着も温かいです。
・綿・レーヨン素材は速乾性が低くおススメできません。
・ 化繊の中間着 フリースなど。ダウンは水に弱いので不可。
・雨、風、そして防寒のウィンドブレーカーやレインウェアを着ましょう。パドリングの最中に袖から水が浸入しやすいので、手首がベルクロなどでしっかり閉まるものがおススメ。
■下半身
・ウールもしくは化学繊維の肌着・下着。レギンスなどで防寒しましょう。
・登山用のトレッキングパンツやレインパンツなど。
・ネオプレンなどウェットスーツ素材のウェアもOKです。厚さ2㎜~3㎜
※5㎜だと厚すぎで不可。
■履物
・ダイビングブーツ。もしくはソフト長靴。カヤック内は狭いので足部分がコンパクトなもの。
・柔らかいレインブーツもおススメです。
・靴下。化繊やウールやネオプレン素材がおススメです。
■帽子
・ニット帽。耳まで隠れると温かい。
・フリースのネックウォーマーもおススメです。