シーカヤックで海の上を歩くときの持ち物についてです。
キーワードは「濡れる」と「沈む」です。(^-^)
- 海に持っていきたい物
- 持っていく時の注意点
- 履物(フットウェア)の注意点
●海に持っていきたい物
まず、かならず持っていきたいものについて
水筒やペットボトル
飲み物500mlは必要です。漕ぐと汗かきます。水分の補給はとても重要です。漕ぐ時も手元においておけるので必ず持っていきましょう。※アルコール類はダメですよ。
保険証のコピー
万一の事故に備えて、当日は必ず健康保険証(またはコピー)を持っていきましょう。
【海に出るときの体調管理のこと】は別の記事がありますので、そちらも読んでみてください。
・日焼け止め、サングラス(眼鏡)
海上では、日差しを遮るものがなく、直射日光そして海面での反射により陸以上に紫外線が強いのです。ただしサングラスは海で落としやすいものの一つです。眼鏡が必要な人も眼鏡バンドを必ずつけましょう。
持っていくときの注意点
その他にも、持っていきたいものがあるでしょう。
「スマートフォンを持っていきたい。」
「フェイスタオルは?」
「カメラも持っていきたい。」
いろいろあると思います。
まず「濡れると壊れるもの」は海に持っていかないほうが無難です。
防水機能がないスマートフォンやカメラはNGです。どうしても緊急連絡が入るので持っていきたい場合は、防水用の「ドライバッグ」があります。これに入れて、さらに前後のハッチにしまっていきましょう。
それでも万全とはいえません。ドライバッグも水に沈めれば浸水しますし、使うときには自分の手が濡れていることもあります。
フェイスタオルは濡れても壊れませんが、乾いていないとあまり持っていく意味がありません。ドライバッグにしまいましょう。
「防水カメラなら大丈夫でしょ?海の上で撮影しよう。」
OKです。ただし、これだけは頭に入れておいてください。
カヤックの上で撮影して誤って海に落としたら・・・海底に沈んでいきます。(+_+)
リーシュコードやフロートを付けて対策しましょう。
最後に
「お金お財布は持っていける?」
ワンデーツーリングのランチどこかのお店で買うこともあるかもしれません。その場合はドライバッグに入れて持っていきましょう。
●履物(フットウェア)の注意
シーカヤックは、乗るときと降りるときに足は海に浸かります。
足元は、マリンシューズやダイビングブーツなどがおススメです。
なければ、脱げないように踵がとまるスポーツサンダルをお持ちください。
快適とは言えませんが、濡れてもいいジョギングシューズでもいいです。
ときに「ビーチから出発なら、裸足とかビーチサンダルではだめなの?」とゆう質問を受けます。
シーカヤックは遠くまで移動できる乗り物です。
出発したビーチから別のビーチへ行くこともあれば、無人島に行くこともあります。
漕いでいるとき足はカヤックの中ですが、上陸地は磯だったり、大きい石がゴロゴロしてたり、コンクリートのスロープだったり、サンゴ礁なんてこともあるかもしれません。
ケガを防ぐためにも足元の保護は重要です。くるぶし位まで保護できれば尚いいです。
真冬から早春の水温が低い季節はウェットスーツと同じネオプレン素材のブーツがおススメです。保温機能が高いです。同じネオプレン素材のソックスでも代用できます。
【まとめ】
●帽子、水筒(500ml)、保険証(コピー)は必需品。
●眼鏡、サングラスには眼鏡バンドをつけましょう。
●防水機能のない家電製品は持っていかない。
●海では「沈む」ことがあります。リーシュやフロートをつけましょう。
●お金は、海の上では役に立ちません。陸の上ではあると便利です。