風に吹かれて、パドリング講習。

クスノキコータです。
ずーと風は吹き続けているような気がするのです。

海で遊ぶアクティビティは、濡れること想定した服装なので、雨は気にしておりません。いつも気にしているのは「風」なんです。
シーカヤックやSUPは無風では快適に進みますが、風が強いと流されたり方向が定まらなくなります。ヨットやウィンドサーフィンは風を利用して走るので、風速によって装備はセッティングが変わります。サーフィンだってそうです、波は風によって発生します。遠くの台風がウネリをつくり、風向き次第で波を潰してしまうこともあります。なのでいつも風を気にしています。

9月9日(日)も暖かい南風が強く吹いていました。経験者向けパドリング&レスキュー講習です。

午前中の内容は、「まっすぐ漕ぐためのストローク」です。
まっすぐはフォワードストロークだろ。
と思うかもしれません。しかしシーカヤックって自動車のハンドル握ってるみたいにまっすぐには走らないのです。カヤックだけでなくどんな船でもそうなのですが、風や波の影響で、どんどん舟の向きが変わってしまいます。

つねに方向修正をしなから漕がないと、目的地へ遠回になったり蛇行したり。推進力を得るフォワードストロークと方向を修正するストローク・パドリングテクニックを組み合わせて、風の中でまっすぐ漕いで行く事ができます。

向かい風、追い風、横風、いろんな方向で実践。

真面目に練習するとおなかが減ります。ランチ休憩。森戸の中華料理店「一番」へ。食べるのに夢中で画像なしです。(≧▽≦)

午後は、リクエストの「セルフレスキュー」
太陽燦燦、風も暖かい、水温は26℃。じゃんじゃん濡れちゃいましょう!!(≧▽≦)

シーカヤックは経験を積むほどひっくり返る事は少なくなります。
初心者の頃は練習したセルフレスキューもやらなくなり、ロールを習得していれば、なお練習しなくなります。

じつは再乗艇できなくなっているかも・・・定期的にリフレッシュが必要です。
慣れておけば、ひっくり返ることも怖くなくなります。

単独で海に出るカヤッカーは、それなりに心得てリスク管理していると思いますが、いつもグループで漕ぐ方は、いつのまにか仲間に依存しがちになります。

グループレスキューの練習も大事です。
大勢といるから安心と思っていても、その友人がセルフレスキュー出来なければそれは自分にとってのリスクになります。

絶対セルフレスキューが出来なきゃダメとは思いません。安心して依存できるためにも、仲間のレスキュースキルで出来ること出来ないことをお互いに認識しておくことも予防につながります。グループでいっしょに練習しておきましょう。

理屈と実践でテンコ盛りのワンデースクールになりました。おつかれさまでした。ありがとうございました。

プロのガイドがお連れするシーカヤックツアーにはロールもセルフレスキューも必要ありませんよ。(≧▽≦)
ガイドとちゃんとコミュニケーションがとれれば、信頼して依存して甘えちゃってくださ~い。(笑)

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