シーカヤックツアーの小道具 【ナルゲンボトルの巻】
クスノキコータです。
シーカヤックツアーに参加されるゲストには、お飲み物を持参するようにお願いしています。皆さん多くの方が、ペットボトル飲料をお持ちになります。
実は、僕も昔シーカヤックツアーに参加し始めた頃は、ペットボトルを買っていました。暑い季節は、念のためミネラルウォーター500mlを2本。
しかしインストラクターになり海に出る頻度が増えていくと、毎日捨てるペットボトルが増えていく、これはエコではないなぁと思い、水筒を使うことにしました。
もともと冷たいジュースでも温かいお茶でもない常温の水を飲んでいたので、重たい魔法瓶はいらない。
そこで選んだのが「ナルゲンボトル」でした。
こんなボトルです。
たいして、いいものには視えないかもしれません・・・しかしこれがなかなかの優れものなんです。
もともとは研究用容器として開発されたのですが、アウトドア業界にも使えると商品化されて、愛好者が多く、とっても使い勝手がいいのです。
知らない人の為にちょっとご紹介します。
- ナルゲンボトルの4つの特長
- ナルゲンボトルの使い方いろいろ
- ナルゲンボトルオススメ７種
ナルゲンボトルの4つの特長
●液漏れしない。
医療や科学の研究用の試薬ボトルとして開発されたナルゲンボトルは、抜群の気密性を誇り、液体も粉末も絶対に漏らさないのです。
また一般の魔法瓶はパッキンが経年劣化して液漏れの原因になりますが、ナルゲンボトルは独自のキャップシステムにより、パッキンを使わず、メンテナンスフリーで何年たっても液漏れしません。
●軽くて頑丈。
とにかく丈夫です!! 10年アウトドアフィールドで使ってきました。その間、岩場やアスファルトやいろんなところでうっかり落としてしまった事が何度もありました。表面は擦り傷だらけですが、まったく壊れません。壊れる気配もありません。そして飽和ポリエステル樹脂製で非常に軽いです。
●耐熱100℃～-20℃!!
耐熱性に優れ、熱湯を入れても大丈夫。またボトルのまま冷凍庫で凍らせても大丈夫。
ただし、プラスチックなので保温性はありません。
※容量を入れすぎて凍らせると膨張して圧力で割れた事例もあるので注意。
●有害物質BPAが使われていない。
プラスチック系のボトルというと、身体への影響を気になる人もいるかもしれません。プラスチック製品によってはBPA（ビスフェノールA）溶け出し、体に悪影響を及ぼすものもあります。ナルゲンボトルこのBPAが使われていないため「BPAフリー」と表記しています。安心して使うことができます。ついでに匂いうつりもありません。
ナルゲンボトルの使い方いろいろ。
丈夫で液漏れしないナルゲンボトルは、シーカヤックツアーの時に飲料用や炊飯用のウォーターボトルとして複数使っています。
液体以外でも、つぶれやすい食材なんかの入れ物として便利です。
例えばスナック菓子とかグラノーラとか、あの・・・甘くて、カリカリして、牛乳とかかけて食べるやつで、オカンが好きな朝ごはん・・・
そう「コーンフレーク」やなぁ！
崩れやすい食材を持ち運びに便利。
当ブログでは過去にドライウェアや防水バッグの記事でも「防水は完全ではない」と書いてきました。
この「ぜったい液漏れしない」ナルゲンボトルは、 逆に、水中でも浸水を許さない！限りなく「完全防水」ケースになります。
僕は、海に持っていきたいけど濡れると困る、絆創膏やガーゼ、包帯を入れる救急箱として使っています。
光の拡散を利用して、ヘッドランプを使って、「簡易ランタン」にもできます。
ナルゲンボトル、オススメ7種
トライタンボトル広口1L
ナルゲンの代表的な商品がこの広口1Lボトル
口が広くて中も洗いやすくて色々な用途に使えます。
500mlや1.5Lのサイズもあります。
しかし、口で直接飲もうとするとガボッとなる人が多かったのでしょう。「イージーシッパー」なんてものもあります。
トライタンボトル細口タイプ
女性や子供でも飲みやすい細口もあります。
OTFボトル
ワンタッチで簡単に開けることができる飲み口が特徴。運動中でも素早く吸水できます。
ナルゲン オアシス
レトロな水筒のような形が特長のボトルです。女性や子供も飲みやすい細い飲み口になっています。シーカヤックツーリング中は水筒はデッキ上のバンジーコードに挟んでおいて、いつでも吸水しやすいようにしていますが、円筒状のトライタンボトルは安定が悪いことがあります。その点、このオアシスなら曲線的なデッキの上でも安定して置くことができます。
少量用に、広口丸形ボトル
少量のボトルも何種類もあります。オリーブオイルや醤油などの液体調味料を入れて使っています。
如何でしたか？
ペットボトルをやめて、ナルゲンボトルの水筒にしませんか？
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