青森 南八甲田、冬のブナの森を歩く。
クスノキコータです。
青森県の十和田湖、奥入瀬渓流、八甲田山のアウトドアガイドサービス「櫂」にお邪魔してきました。
こちらでは、カナディアンカヌー体験や、スノーシュー・スノーランブリング体験ができます。
地元ガイドは「ムラカミシューヘイ」くん。
同じ日本セーフティーカヌーイング協会の仲間です。
そして青森の樹木のガイド、「クマちゃん」ことタマクマキョーコさんと同行
今回は、「スノーランブラー」に挑戦。
歩くスキーとゆうか、すべらないスキーとゆうか。
スノーシューよりちょっとアクティブかな?
正確には、シューヘイくんが履いているのが、滑走面にウロコがついている「スノーランブラー」。ボクとクマちゃんが履いているのが、フェルトのようなものが貼られている「すのーなんとか」らしい。(^_^)ワスレテマッタ。
櫂のガイドのヤスくん、チエゾーさんも加わって5人で、蔦の森の赤沼を目指します。さあ出発!!
そして、さっそく転んで尻もちをつきましたよ。(笑)
雪山では、戦闘能力が下がるシーカヤックガイドなのです。(>_<)
川のほとりから斜面を登っていきます。
えっちらおっちらと森へ入っていきます。ブナの巨木がたくさんあります。
大きなコブができている樹がありました。これは細菌などが原因の病気なんだそうです。
クマちゃんは、樹木のお医者さんの仕事もしているので、くわしく解説してくれます。
木肌、枝ぶり、葉、芽、いろんなところを観察します。
森のガイドたちはホントに樹に詳しい。
ガイドたちがどんどん盛り上がって、難しくなっていきました。 何話? (笑)
ブナの木肌はまだら模様に視えますが、白や灰色、緑色を帯びた紋様は菌類と藻類の共生体である地衣類やコケが覆っていて、ホントの地肌はほとんど見えてないのだそうです。
生まれた芽や朽ちていく樹にも、菌、苔、茸、虫、鳥…多様な生物が住んでいます。
テンの足跡を発見。しばらく時間がたったもののようです。
開けた場所に出ました。
ここは赤沼。とても澄んだ水の沼で紅葉の季節には絶景らしい。
凍っているので真ん中まで歩いていけます。
「今年は雪が少ないけど、氷の厚さは大丈夫なはずだ」とゆうので、
全員にジャンプを強要してみました。(≧▽≦)
ランチにしましょう。雪を掘ってテーブルを作くってくれました。
甘いお菓子と温かいcoffeeがうれしい。(^_^)
さて帰りましょう。今度は山を下ります。
下りやすいルートを選んでくれます。
降雪が増えてきてフカフカになってきました。
斜面の樹の間を縫うように滑って降りていきます。
滑って、はあはあして。
時々、転んで。フカフカだから痛くない。(^_^)
往路の1 /3 の時間で降りてこれました。
山の地形、風の通り道、水の流れ、 季節の廻り、 大きな視点から
菌類や藻類をルーペで覗くミクロの視点まで。
すべてが関わって「森」がある。それを愛でるガイドたちです。
楽しかったです。皆ありがとう。(^_^)
シューヘイくん、ヤスくん、チエゾーさんが十和田湖エリアのガイドしてくれる「櫂」はこちら
湖と森の不思議を体感する自然体験ツアー
「十和田湖ガイドハウス櫂 (かい)」
森の樹木の案内人、タマクマさんにガイドをしてもらうならこちら。