伊豆半島の断崖&洞窟ざんまい

ベテランカヤッカーのまーさんとカナちゃんと一緒に西伊豆に遊びに行ってきました。南伊豆の神子元島に行きたかったのですが、
北東風が吹いているので断念。初日は、子浦から出発して南下します。
曇天、暑いのか寒いのか悩みましたが、こんなウェアリングになりました。

北東風だと、西海岸の崖に沿うように行くとほとんど波はありません。

紅葉なのか塩害か、木々は茶色になっています。

海水の透明度が高くて、海底のゴロゴロした岩が良く見えます。

子浦の堤防の先、象のような岩肌です。

波が無くて穏やかなので、こんな隙間にも入っていけます。反対側まで通り抜けられるんです。

伊豆の断崖にはシーカヤックなら入っていける洞窟が無数にあります。

そして高さ100mを超える断崖がずーっと続いています。

お昼近くに入間近くまできました。休憩します。
人が作ったであろう階段を上がると

千畳敷です。フラットな岩盤が広がります。
むかし石材を切り出して江戸城の石垣に使われたそうです。

ハイアングルから撮影しようと岩盤を登ったカナちゃん、下から見上げると結構高いところまで・・落っこちないでね。(^_^;)

帰路につきます。曇天の隙間から陽射しが降りると幻想的な海になります。

オーバーハングした岩盤です。雨宿りできそうなくらいのスペースがあります。

ダイナミックな風景がはるか先まで続いています。

まーさんもかなちゃんもグリーンランドスタイルの木製パドルを使います。
トラディショナルな形のパドルです。一見、板か棒のように見えるかもしれません。しかし、しっかり水を捉えることかができて、程よく「しなり」体の負担が少ないので長距離漕いでも疲れにくい。とても理にかなったパドルなんです。

グミガジロと呼ばれる長い洞窟です。どんな字を書くのか知りません。
長さは100m近くあるのでしょうか、反対側の光が見えています。

通り抜けると、こんな感じ。なぜこんな地形になったのでしょう。不思議です。

反対方向からの方が中がよく見えます。

中もかなり広く、トンネルのようです。

凪の海になり、穏やかな空気に包まれました。

2日目は、松崎から出発して南下、波勝方面へ。
タニさん、ゴメさん、アサさん、ジュンジュン、ヘンチ、ぐっさんが一緒に。

このエリアも何十もの洞窟があります。この日も波が無く、皆ありとあらゆる隙間に入ろうとしてます。(笑)

先月登った雲見の「烏帽子山」を下から見上げます。見上げすぎるとあまりの高さにそっくり返りそうになるので注意です。(^_^;)

岩が崩れてきたら・・なんて考えるとドキドキしちゃいますが、つい入って行ってしますのです。

洞窟の内側から見ると海の透明さが際立って見えます。

美しい碧色です。

洞窟探検がとまりません。ツーリングが一向に先に進みません。

波が立つとなかなか入れないエリアにも、この海況なら行けちゃいます。

奥の斜めの切れ込みの中にも、こんな空間が広がっています。

波勝まで行かないうちに、12時になちゃいました。(笑)
お昼休憩にしましょう。太陽が出てきて暑くなってきました。

食べたらまた漕ぎます。
「千貫門」です。岩に巨大なトンネルが開いています。

トンネルとゆうか、アーチとゆうか。大迫力です。

洞窟が遊びが止まりません。いくらでもオカワリがやってきます。

右から入って左へ通り抜けると、また別の洞窟が。

自然が作るダイナミックな風景に、昂るばかりです。

断崖絶壁です。高さ200m近くあるのでしょうか、下から見上げても身震いします。

この日も、夕暮前に青空が見えて凪の海になりました。

帰路は10㎞、寄り道しないで帰りましょう。

一定のペースを保って、漕ぎ続けます。

談笑しながら、あるいは黙々とパドリングし続けます。

約一時間半で帰ってきました。お疲れ様でした。

この後は温泉で汗を流して帰ります。(≧▽≦)

今回は、シーカヤックじゃないと行けないところを満喫してきました。初日二日目とも西伊豆の洞窟遊びは往復で20キロ位の範囲でした。
いつでもだれでも行けるわけではありません。波がほとんどない日が条件です。遠くまで漕げること、そして狭い洞窟内でカヤックをコントロール出来るスキルがないと行けません。
興味がある方は、是非、練習と経験を積んでチャレンジしてください。いっしょに遊びに行きましょう。

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