2017.4.5 東京運河お花見ツーリング
楠コータです。
毎年、四月の上旬の季節は、東京の運河でお花見漕ぎをしています。
平日の水曜日なのに、有志カヤッカーが集まりました。
今回は、江東区をほぼ一周のロングコース。メンバーはベテランカヤッカーばかりです。
まずは集合写真だ。タイマーで撮ったらみんなの動きがバラバラで歯がゆい感じになりました。(笑)
いよいよ出発。総勢15人、14艇です。
旧中川を下ります。風の無く、温かな日差しの中を滑るように進んでいきます。
一つ目のアトラクション「荒川ロックゲート」を通過して、荒川へ。
荒川と旧中川は江東地区の地盤沈下のため、満潮時の水位の差が最大3mもあります。
その為、二つの水門の間で水位調整をして船舶の航行が出来るようになっています。前門と後門の間は50m以上、幅は10m以上の大きな設備です。公共交通なので、シーカヤックで行っても巨大な鉄の門を開閉して通してくれます。
荒川を南下、東西線の高架の下を通ります。
首都高湾岸線の下も通過します。喧しい。(笑)
貨物船に積み込み作業が行われています。作業員の人が手を振ってくれました。(^-^)
南風が強くなってきました。
南風を避けながら、日向ぼっこでランチタイム。
東京の運河は、江戸時代から物流の巨大は交通網です。
いまでも材木問屋や製粉会社の大きな倉庫が並んでいます。大きな水門がいくつもあり。ちゃんと信号がついていて、船から誘導員が交通整理してくれます。
風が強くなってきたので、大きい運河から、細い河へと入ってきました。
気温も上がってきて、いよいよ桜が満開に。
門前仲町近くの大横川。見ごろを迎えています。
和船や観光船が通り、河の上も賑わいます。
仙台堀川の桜も八分咲き。
河には誰もいなくて、貸し切り状態です。
のんびり花見が出来ます。
小名木川の扇橋閘門。荒川ロックゲートと同様、隅田川側からの地盤沈下のゼロメートル地帯への出入り口です。
小名木川からクローバー橋をくぐり横十間川へ
スカイツリーの真下まで行ってきました。
総漕行距離28㎞、江東区をほぼ一周のツーリングでした。