トウリョー、シーカヤッカーになる。

クスノキコータです。
「シーカヤック・ベーシック講習」です。ゲストは「トウリョー」ことナカジマさん。トーリョーはカヌー製作友の会のカヤックビルダー。いままで4艇も制作しています。湖や川を漕いだ経験もありますが、今年2月に初めて「海」を漕いだことをきっかけに「漕ぎ手」に興味がシフトしていき、今回の受講になりました。

今回のトウリョーのテーマは、基本のパドリングとセルフレスキュー
午前中は静水で「前進・後退・転回」です。

空を映す凪の海です。

シーカヤックのツーリングの為のフォワードストロークは 、艇が進む「推進力」と肉体で漕ぎ続ける「持続性」の両方をパドリングで実現します。
頑張らない、でも進み続ける漕ぎ方をレクチャーします。

スイープストローク(転回)は、細長く直進性の高いシーカヤックを、回す漕ぎ方です。「パドルで水を掻く」のではなく「カヤックを回す」パドリングです。
トウリョーはじっくり水を捉え、徐々に自作のカヤックの操作ができ始めました。

午後は、一転して東風が吹き始めました。平均6m/s ときどき瞬間8m/s。
セルフレスキューの練習です。ひっくり返る可能性がある風のある状況のほうが実践的です。

ビーチでパドルフロートを使う場合と使わない場合の再乗艇の手順をレクチャーしたあと、海で実践です。
最初は、幅の広く安定感のある「ユーヤック」で練習します。

トウリョーは、いままで漕いできて、一度もカヤックでひっくり返った事が無いので、初の沈(ちん)と再乗艇になります。

重心を引く保って、素早く再乗艇しています。

2回トライしてパドルフロートを使わずに2回成功しました。すばらしい。(^_^)

今度は、自分のカヤックでトライしましょう。

ユーヤックと比べると重い木製カヤックは、起こすときに、コックピット内に水が抜けずに残ってしまいます。

そして、さっきより4㎝だけ細いカヤックは馬乗りになっても不安定です。

バランスを取ろうとしますが、重心を少し高くすると、不安定になります。

もう少しでお尻をコックピットに入れられそうだったのですが、敢え無く転覆。

ふたたび、再乗艇を試みます。

コックピット内の水も揺れるとますますカヤックの安定感はなくなります。

また、惜しいとことで、ひっくり返りました。

馬乗り再乗艇は、とても体力を消耗します。トウリョーは諦めず6回もチャレンジしましたが、再乗艇ならず。(>_<)

グループレスキューで補助し再乗艇できました。トウリョーお疲れさまでした。ナイストライでした。

最後に再乗艇を成功できず、悔しいトウリョーでした。しかし、練習してできるようになることは重要ですが、現時点て波のある状況下でこのカヤックで再乗艇出来ないとゆうことを認識できたことも、安全管理的にとても重要です。

諦めずによく頑張りました。お疲れ様でした。
トウリョーはカヤックビルダーからシーカヤッカーになりました。(≧▽≦)

また継続して練習しましょう。ありがとうございました。(^_^)

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トウリョー、シーカヤッカーになる。” に対して2件のコメントがあります。

  1. hasegawa より:

    トウリョー使用のGパを削ったhasegawaです。
    ビシビシ、しごいてやって下さい!
    体罰も、私が許可します。

    1. クスノキコータ より:

      ハセガワさん、トウリョーみるみる上達していますよ。(≧▽≦)

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